触媒・反応研究では、反応速度の制御、反応条件の均一化、生成物の収率向上のため、ガス流量の制御と測定が重要ですが、反応器から排出されるガスは、吸着や反応、生成物の脱離などの触媒反応によってガスの組成が変化するため、マスフローコントローラなどで、正確に測定することは、困難です。
このことから、ガスの組成に関係なく微小流量のガスを計測できる石鹸膜体積流量計が、広く研究の現場で使用されています。
ご紹介するソフトウェアは、PCと流量計をUSB接続することで、PCによる外部制御が可能となり、石鹸膜式流量計の測定回数や測定インターバル時間を無人で制御、CSVデータ取得が可能となります。
バッジ測定のためリアルタイムモニタリングではありませんが、長時間測定で体積流量変動の傾向を捉えることが可能です。
自動計測により、実験室でのデータ取得に係る時間、労力、手作業によるミスの削減に寄与します。
◆長期連続流量測定が可能
反応後、組成の変化したガスにおいて、正確な体積測定が可能です。
◆共電解
SOECを用いたCO₂/H₂O共電解において、アノード/カソードのガス流量測定が可能です。
◆光触媒
光触媒の反応効率を評価するためガス流量測定 差圧≒0で測定が可能です。
◆アンモニア分解反応
触媒反応によるアンモニア分解でのN2,H2流量測定
◆ 触媒反応
高圧制御による反応速度、触媒の安定性、生成物の収率の向上が、期待できます。
◆超臨界流体
ガス/液体/超臨界での質量流量測定が可能
流量、圧力や温度を調節することで、超臨界流体の物理的性質(密度、粘度等)を調節できるため、用途に応じた最適な条件設定が、可能です。
◆超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)
CO2流量は分析の精度・効率向上に重要です。
低粘性・高拡散性の特性から、高速・高分離分析が期待できます。
効率・分離性能の最適化
カラム内での溶出挙動を制御し、目的成分の分離に効果的
実験内容に最適なカスタム試験ツールの提案をします。
これにより、実験室でのデータ取得に係る時間、労力、手作業によるミスの削減に寄与します。
オンリーリブワンス合同会社 / OLO
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